今日のオススメ本「世紀末の詩」

世紀末の詩
オレが中学の時に日テレで水曜夜10時放送してました。
当時はこれで頭やられました。
食い入るように観たテレビドラマってこのくらい。
結婚式で婚約者が見知らぬ男と逃亡、一人残された男、野亜 亘(竹之内 豊)
裏金を回すも大学の学長選で落ち、何故か潜水艦を作る教授こと百瀬 夏夫(山崎 努)
その二人が毎回出会う人々の様々な愛の形を観て愛はあるのか?
と延々と愛を探求するお話。
「彼女は僕の話に泣いてくれた。婚約者に逃げられた哀れなピエロに泣いてくれたんです」
「嬉しかった……だからいいんだ。僕は、君の悲しみや怒りや絶望を受け止めてあげられるよ」
「いけないことでしょうか。愛する彼女の目が見えるようになって欲しい。自分と同じ景色を見せたい。そう思うことはいけないことでしょうか」
「現にそれと引きかえに愛を失った」
「人間は見ちゃいけないものがあるんです。互いに恋をし合うことはある。だが、愛し合うのは難しい。たとえば、夫婦をごらんなさい。恋をして結婚したかもしれない。しかし、いつしか熱が冷め、家族になったから愛に変わったと思う。ただ思うだけだ!誰もが日々の暮らしに埋没して、愛があるのか確かめたりしないものです。確かめる人間がいるとしたら、必ず絶望するんです。その純粋さゆえに確かめ、愛などなかったと絶望する」
「そんなことはない!」
パンドラの箱には希望が残されたという。なぜ愛ではなく希望なんだ」
「愛などないと言うんですか。この世の中に愛などないと」
くぁ〜〜〜〜!!ちょうやべえ〜。
そんなわけで興味ある方は書籍でもビデオレンタルでもどぞ。
DVD化しねえかなあ。